2011/09/03

http://tw.news.yahoo.com/article/url/d/a/110903/4/2y1zj.html

9月2日にベルリンで開催されたIFA2011にて、ACERが世界初の超薄型ノートパソコン
Ultrabookをデビューさせました。起動の速さ、インターネット機能向上、長持ちバッテリー、
薄くて軽いといった特徴があることを、ACER社長 甘博隆が明らかにしました。



今年5月、Intelが厚さ0.8インチ以下のノートパソコンを指すカテゴリーとして「UltraBook」を発表しました。そして3ヶ月後、Intelは台湾の供給会社や関連企業を集め、アップル社の超薄型パソコンに対抗するために3億ドルの開発資金を投入しました。


Intelの強力なサポートを得て、「アップル反抗軍」となるためパソコン業界の希望となった超薄型パソコンについて台湾のACERとASUSが相継いで説明会を開催し、9月に世界初の「Ultrabook」をデビューさせると宣言しました。そして現在ACERがその宣言を成し遂げたのです。


甘博隆の発表によりますと、この製品は省エネ技術(Acer Greenlnstant On)を応用し、さらに携帯やタブレットPCの起動の速さ、インターネットと繋がるスピードの速さといったメリットを取り入たことで、スリープ状態から再起動の場合、最低1秒で起動できるようになりました。インターネットの利用は2.5秒、普通のノートパソコンの4倍の速さでした。この製品はACERのノートパソコンにおいて大きな進歩と言えるでしょう。


Intel副総裁兼パソコンユーザー事業社長Mooly Eden氏は、ACERが初めてパソコン業界にUltraBookをデビューさせたことを喜びました。この製品はIntel第二世代CPUを使用し、スピード起動、インターネット高速化、長持ちバッテリー、軽くて薄いデザイン等の特徴があります。


バッテリーは、一般使用で7時間、スタンバイ状態では50日で、普通の携帯より長持ちする他、厚さ1.3センチ、重量1.4キロ以下で、外装はアルミマグネシウム合金を使用しています。販売価格は799~1199ユーロ(約32900~49400台湾ドル)で、最初に公表された価格より少々上回っています。

米国でAndroid携帯の市場占有率が急増
2011/08/31

http://tw.news.yahoo.com/article/url/d/a/110831/19/2xv6q.html

市場調査会社comScoreは「米国のスマートフォン市場でのGoogleのAndroid携帯の占有率が増加し、7月の占有率が約42%に達した」と発表しました。



comScoreの調査によると、米国スマートフォン市場でのAndroid携帯の占有率が、4月初めの36.4%から7月には41.8%に上昇しました。


同期間内で、アップル社の占有率が27%に増加、RIM社のブラックベリーは4%マイナスで21.7%に減少しました。


またマイクロソフトOSの利用者は市場の6.7%から5.7%へ減少、Symbianは2.3%から1.9%へ減少しました。


米国のスマートフォンユーザーはこの3ヶ月で10%増加し、総数2億3400万人の携帯使用者中8220万人に達しました。


携帯産業全体での市場占有率は、サムスンが25.5%で1位の携帯メーカーとなり、LGは20.9%で2位となりました。


そして大人気のiPhoneは4位で市場の9.5%となりました。

2011/08/29

http://tw.news.yahoo.com/article/url/d/a/110829/78/2xpnw.html

中国政府がインターネット会社にオンラインメッセージの管理強化を要求した後、中国で最も人気のあるミニブログ「新浪ミニブログ」は26日に2億人のユーザーに対し、「根も葉もない噂を流す」という理由でブログ機能停止1ヶ月という処分を下しました。多くのユーザーは、これは中国政府の更なるネット言論統制行為だと感じました。「新浪」サイトは再び政府の言論統制の共犯になりました。



噂流し、ID1ヶ月停止


26日、新浪ミニブログは、一部ユーザーが「中国紅十字会が、献血された血液を一袋200元で病院に販売した」、「19歳少女が『武漢』で殺害され、容疑者は権力者の父のお陰で自由の身になっている」など事実と異なる噂を流したため、公表した内容の削除と機能停止1ヶ月という懲罰を下した、と発表しました。


北京市委員会の書記兼中国政治局委員「劉淇」は、22日に新浪サイトを視察した際、「ネット企業は新たな技術の応用と管理を強化し、偽りや害をなす情報を根絶するべき。」と警告しました。ウォールストリート・ジャーナル紙はそれに対し、「新浪のユーザー数が爆発的に成長し、拡大しつつあるその影響力は中国政府のメディア管制を脅かしている。北京当局はそれに対し恐怖を感じていると「劉淇」の警告行動から見てとれる」と評論しました。


ミニブログは中国民衆の怒りや不満を発散する場所となりました。例えば、2011年7月に温州で高速鉄道が追突し、40人が死亡し約200人が負傷した事件の後、数百万人のユーザーがミニブログを通じて政府に対する怒りを示しました。


温州事件で、最終的にミニブログが政府に管制され、廃止されかねないと多くのユーザーは心配しています。


アラブの春に釣られ、抗争を起こす恐れがある


中国の人権活動家の「黃琦」は、「過去十数年間、中国政府は一度もネット監視を緩めたことがありません。最近ネットではリビアのカダフィ政権崩壊に対し、多くの歓声があがりました。そのため北京政府は「アラブの春」が中国で再現されるのではないかと心配しています。」と発言しました。


今年の3月発売の月刊フォーブスによると、新浪ミニブログの責任者「曹國偉」は、同社の取材に対し「少なくとも100名の工作員が24時間インターネットを監視している。」と明かしました。

2011/08/22

http://tw.news.yahoo.com/article/url/d/a/110822/4/2xay4.html

モトローラ・モビリティ(MMI)を買収したGoogleと、個人向けPC部門を分離させたHPの動きから、
専門家は「PC後の時代」の到来と判断しました。今年アップル社とGoogleに先手を取られっぱなしの
マイクロソフト(MS)が9月中旬、研究開発会社にWindows8 OSの詳細を公表し、HTC
ASUS、Quanta Computerなど台湾の会社と共同するのは、アップルに対抗する動きだと思われます。



最近2年間、MSはスマートフォン、タブレットPCでの市場占有率が右肩下がりの一方でした。その原因は対抗できる製品が無かったからです。現段階ではアップルやGoogleに敵わないと判断したMSは来年デビューさせる予定のOS Windows8に期待を込めています。


MSは2011年6月の台北とニューヨークの国際コンピュータ見本市にて、パートナーとなる会社にWindows8のプレビュー版を見せ、9月13~16日に米国カルフォルニアで行うBUILD大会にも協力パートナーと共に出席します。台湾のパソコン会社からはASUS、ACER、携帯とタブレットPC製造のHTC、OEM会社のQuanta Computer、Compal Electronics、Inventec Corp、ソフト開発会社の訊連、蒙恬などが出席します。


専門家の分析によりますと、MMIを買収したGoogleに対して「Androidをオープンソースにせず有償化するのではないか」という疑問が携帯やノートパソコン業界に出始めました。それに対しGoogleは「(有償化の)心配はない」と強調しましたが、サプライチェーンやパートナーたちの間に不信は消えず、MSは9月のBUILD大会でパソコン会社、OEM業者と携帯製造会社を取り込もうとする戦略が見られます。


Windows 8は今秋にテストバージョンをリリースする見込みで、来年正式版をデビューさせる予定です。この製品はWindows 95以来最大の改版とアップグレードで、設計理念が過去のものとは大きく異なるOSです。


まずユーザーインタフェースはWindows Phone 7のLive Tilesを採用する。そしてアップルやGoogleに負けずに、MSもアプリダウンロードショップサービスを提供する。


次にWindows 8はARMのチップに対応することで、パソコンやノートパソコンのみならず、スマートフォンとタブレットPCもインストールできます。Windows 8はMS初のクロスプラットフォームとなります。またこの新たなOSはタッチ機能を強調することで、アップル社に挑む動きが見られます。

2011/08/17

http://tw.news.yahoo.com/article/url/d/a/110816/5/2wz8s.html/

タブレットPC市場競争が段々と白熱してくる中、アップル社のiPadが依然、高いシェアを占めています。台湾の研究調査機構「TRI」は、iPad最大のライバルは同じLock-in戦略を採用し、お客様を惹きつけたアマゾンである可能性が高いと発表しました。


iPadのタブレットPC市場においてのライバルは、ASUSの変形合体タブレット 、サムスンのGalaxy Tablet 10.1、或いは100ドルまで値下げたHPのTouchPad等があります。


「TRI」西アメリカ研究部部長「尤克熙」は、後期PC時代に入った今、製品の規格や差別化が唯一の決め手ではなく、ソフトやサーピスがそれ以上に重要なものになると言います。


尤克熙曰く、アマゾンは、主にヨーロッパ・アメリカ・日本に2億人の利用者がいます。完備されたアフターサービスもあります。一度タブレットPCを市場に進出させればKindle + Kindle Storeの経営形態でタブレットPC市場の占有率を増加させ、さらにはiPadの地位を揺るがすことでしょう。


Kindle勝利の方程式はアマゾンがタブレットPC市場進出のための必勝策のようなものです。そのポイントはKindle StoreとKindleピューワのセットサービスです。電子書籍市場においてのアマゾンは製品のみならず、サービスも重視されています。


TRIの話によりますと、,「KindleとKindle Storeの関係」は「iTunesとiOS装置の関係」と同じです。その理由はKindle Storeでダウンロードした電子書籍はKindleピューワ、或いはKindleアプリでしか読めません。Kindleのユーザーになった以上、別の電子書籍ショップに変更する可能性が低い、それがいわゆる「Lock-in」戦略です。アップル社と似てるが、ユーザー保持数はアマゾンの方が高いです。


また、一旦アマゾンがAndroidタブレットPCを市場に進出させたなら、Lock-in戦略と同じようにユーザーをアマゾンのアフターサービスに惹きつけた後に、MP3、VoD、アプリショップやCloud DriveとCloud Playerサービスで、マルチメディアやデジタルのビジネスチャンスをも作れます。これが同じAndroidでも、他社のタブレットPCと異なる考えであると共に、他社に勝る点でもある。

2011/08/15

http://tw.news.yahoo.com/article/url/d/a/110815/5/2wx6b.html

携帯アプリにウイルス 予防の5ステップ
 
トレンドマイクロは八月始めに、中国のAndroid アプリショップにあるゲーム「Coin Pirate」にウイルスを発見しました。感染された携帯は個人情報が流出される他、メール使用料金が増加する恐れがあります。



トレンドマイクロの発表によりますと、このトロイの木馬型ウイルスの名前はANDROIDOS_PIRATES.A、ダウンロードされたアプリ「Coin Pirate」によってユーザーのスマートフォンを感染させる仕組みです。現在「CoinPirate」は販売中止となっていますが、インターネットに国境はないので、ダウンロードしたユーザーに注意を呼び掛かける。


トレンドマイクロは、過去のウイルスはソースコードで感染させた携帯のデータをスキャンしていたが、今回のウイルスはスキャンされた文字の中からcashやmoney等を検出する他、特定のメールや、IMSI(*1)やIMEI(*2)を特定するなど、今までのウイルスにはない特徴があります。また被害者の携帯でメールを転送するので、被害者に高額のパケット代を負担させることもあります。


その他、このウイルスは特定サイトのBookmarkを被害者の携帯に記録させることもあり、そしてこれらのサイトに他のウイルスを隠し、閲覧したユーザーが感染する恐れがあります。


トレンドマイクロ技術顧問のアドバイスでは、アプリをインストールする際にマニュアルや説明にじっくり目に通し、要求された情報や権限をチェックすること。


ユーザーは以下の手順で感染状況をチェックする事が出来ます。スマートフォンの「設定」から、「アプリ」の中の「使用中のサービス」を確認し、もし「MonitorService」というファイルがあれば、それが感染している証拠です。


ユーザーはそれを削除する事も出来ます。「設定」>「アプリ」>「アプリマネジャー」でこのアプリを削除します。


トレンドマイクロの発表によりますと、Androidスマートフォンの普及により、特定性質を持つ悪意アプリやプログラムも増加してます。ユーザーは下の5ステップでリスクを避けることができます。

1.Androidの基本プロテクトを使う:PINコードや起動パスワードを設定することで携帯や個人データを守る。

2.Wi-Fiの自動接続機能を使わない:オープンなネットサービス、Wi-Fiは便利ですが、この開放的な特徴は諸刃の剣です。これはユーザーの個人データが取られるリスクにさらされるということです。

3.アプリをダウンロードするときは慎重に。

4.サイトやアプリに権限要求される際に、内容や詳細を確認すること。

5.信用できる、或いは有効なスマートフォン用アンチヴィルスソフトをインストールし、悪質なアプリから携帯を守ること。


*1 IMSI(International Mobile Subscriber Identity、国際移動体加入者識別番号
*2 IMEI (International Mobile Equipment Identity )GSM/W-CDMA/iDENの携帯や一部の衛星電話に付与される識別番号

2011/08/11

http://tw.news.yahoo.com/article/url/d/a/110810/5/2wnih.html


ブルームバーグ報道によると、2010年にiPodを発表したアップル社は、ニューズ・コーポレーションの子会社「HarperCollinsPublishers」等出版社5社と電子書籍の価格操作を謀り、訴訟されました。



カリフォルニア州オークランド連邦裁判所に提出した訴状によると、アマゾンネットショップ、Kindle電子書籍ビューワーやその他デジタルメディアに影響力のあるアップル社が、2010年1月かそれ以前に出版社とある協議をし、「エージェンシー・モデル」で電子書籍の販売の仕組みを変えようとしていたことがわかりました。

 
非デジタル出版社が価格操作に同意したきっかけは、電子書籍の顧客に対してアマゾンがつけた9.9ドルという優しい価格でした。


このケースで全ての電子書籍消費者を代表した弁護士・Steve Berman氏のメールによると、出版社は、アマゾンの人気と値付けを恐れているアップル社が共犯で幸いと思っています。

またSteve Berman氏は、「当時、アップルがあらゆる手段で、アマゾンやKindleの競争力を下げていた。目的はiPadが電子書籍市場に進出する前に障害を減らすこと。我々はそれを証明したいです」と声明しています。

訴状では、これら出版社はアップルと協力して、アマゾンの電子書籍割引戦略を妨害し、また「協議によって設定した小売価格を本来の市場価格より高く設定したことで取引を制限した」とあります。

8/9は出勤日にも関わらず、アップル社の代表は電話やメールに応じていません。被疑出版社の「HarperCollinsPublishers」代表・Tina Andreadis氏も同様に無返答でした。

「HarperCollinsPublishers」以外、被告とされた出版社は「Hachette Book Group」、「MacMillan Publishers Ltd.」、「Penguin Group」と「Simon &Schuster」でした。

2011/08/06

http://tw.news.yahoo.com/article/url/d/a/110806/5/2weim.html


ブルームバーグとYouGov社の調査によると、Googleの新たなSNSサービスは1年以内でTwitterとリンクトインを超え、アメリカのインターネット成人ユーザーの22%を占有し、SNS業界ではFacebookの次になる可能性があります。


</br>ブルームバーグとYouGov社の調査結果によると、米国成人の13%がすでにGoogle+に加入しています。また調査の予測では一年後はさらに9%増加する見込みです。同時にFacebookは2%の成人ユーザーを流失してもなお69%の占有率を保ち、Twitterとリンクトインは成長し続けるでしょう。
今年6月末にデビューしたGoogle+の成長スピードはFacebookとMySpace Incの初期を上回っています。コムスコア(ComScore Inc.)の予測では、ネットで情報交換や友達分類できる機能を持つGoogle+はデビュー1か月未満で、世界2500万のユーザーを獲得しました。それに比べてFacebookのユーザー数は7億5000万人です。
</br>YouGov製品投資部代表者Michael Nardisはこの調査レポートで、「Google+は初期Facebookと同じ道を歩いてる。つまり、Google+は アーリーアダプターの中核団体を刺激している」と語ってます。それに対し、Google、FacebookとTwitterスポークスマンの3人は共にノーコメントでした。
ブルームバーグとYouGov社は7月29日から8月2日の間で、18歳以上且つ米国のインターネットユーザー1003人を対象に調査を行いました。

</br>その結果、Twitterは3%の米国成人ネットユーザーを獲得見込みで、占有率20%に上ります。リンクトインは2%獲得し、占有率はTwitterと同じ20%に達する見込みです。
調査対象となったGoogle+のユーザーの中で、45%は毎日Google+を利用しています。Google+のユーザーで毎日Facebookを利用している比率は62%、Twitterは42%で、リンクトインは8%でした。
</br>この調査から、Google+の利用者はFacebookの利用時間を下回る可能性があります。両方とも利用している人の約30%は、Facebookで費やした時間を減らそうとしていることがわかりました。
調査対象となった約31%のGoogle+ユーザーはIDを放置したままか、サイトに何の内容も発表してません。 </br>

<hr/>
*1 アーリーアダプター (early adopter、別名:初期採用者、早期採用者)
新しい製品や技術などが登場するとすぐに飛びついて採用する人達のこと。一般的には社会では少数派であるが先見性がある人達が多いとされる。

2011/08/04

http://tw.news.yahoo.com/article/url/d/a/110804/4/2w9hb.html

株式会社マカフィー(McAfee)の調査によると、史上最大規模のハッキング攻撃を発見されました。この5年間で、台湾、国連、各国政府と企業など世界72の組織や機関のパソコンやサイトが、ある国主導のハッキング軍団に攻撃され、安全性と経済的な大きな損失が見込まれます。


マカフィーはどの国かをはっきりと指摘しませんが、米国「戦略国際問題研究所」(CSIS)のインターネット安全専門家ジム・ルイスは、黒幕は中国の可能性が高いと考えています。



マカフィーは8月3日、5年間連続で14カ国72組織へのハッキング攻撃行為を報告しました。72の組織の内、49の組織は米国に所在しています。
攻撃された政府機関は台湾、米国、インド、韓国、ベトナム、カナダなど7カ国です。攻撃された国際組織は国連、東南アジア諸国連合、国際オリンピック委員会、世界アンチ・ドーピング機構等。他にも国防とハイテク関連企業が攻撃されました。

国連の例では、ハッカーは2008年に国連ジュネーブ事務局のパソコンに侵入し、2年間にわたり大量の機密資料を盗みました。マカフィー副総裁の報告書によると、盗まれたデータ用途が未だに不明です。しかし、そのデータで競争力のある製品を作ったり、あるいは肝心な交渉でライバルを退けるなどに利用されれば、大規模な損失になりかねません。

ネット攻撃に対し、マカフィーの研究者が2009年に国防関連企業のハッキング事件を調査した際、ある「指揮と管制」サーバを見つけました。今年3月にその内容をチェックする際に、ネット攻撃日誌を発見したのをきっかけに今回のハッキングに気付き、「Operation Shady RAT」と名付けました。

そのデータによりますと、最初のハッキング行為は2006年半ばからですが、記録されてないハッキング行為も考えられます。これらの攻撃行為は最短1ヵ月ですが、最も長いのはアジアオリンピック委員会に対する28か月の連続攻撃でした。

CSISのジム・ルイスは最も考えられる黒幕が中国であるとし、攻撃された標的に北京が特に興味を持つデータがあったことを理由として挙げています。例えば、ハッキングの攻撃リストに台湾が入っています。また、国際オリンピック委員会がハッキングされた時期は2008年で、北京オリンピックの準備期間でした。

マカフィーの報告では、台湾のある政府機関は2008年4月から、台湾のあるIT企業は2007年9月からハッキングされています。両方の攻撃行為は8か月続きましたが、損失の状況は不明です。

2011/08/02

http://tw.news.yahoo.com/article/url/d/a/110802/5/2w5s2.html

アップル社のiPhone5が未発売にもかかわらず、海賊版が中国市場に出回っている。販売価格は108ドル。


未確定ではありますが、ある情報ではiPhone5は数か月後に発売予定といわれています。

iPhone5は未発売ですが、「網易科技*1」の報道によると
中国の海賊版製造業者が、事前に漏れたiPhone5の仕様情報を元に偽iPhone5を製造しました。
その報道ではiPhone5の海賊版がすでに中国市場に出回っているということです。価格は108ドルで、JavaOS、
MP3、MP4プレイヤー、Wi-Fi機能等があります。
インターネットで見られるiPhone5の写真では、海賊版の外観は噂のiPhone5とは似ていますが、相違点
があります。ミュートボタンが音量ボタンの上から反対側にあります。その他、海賊版のホームボタンはiPhone5のような

細い外見ではなく従来のホームボタンと設計と同じです。
iPhone5海賊版の厚さは0.7センチで、本家iPhone4の厚さより0.93センチも薄く設計されています。
昨年iPhone4の情報が漏れた際に、本家より先にiPhone4の海賊版が発売された事件もありました。
その報道によると、アップル製品から販売店の外装まで真似されている状況は、中国では
「普通」になっています。また海賊版製造業者はiOSのモバイルを偽造する技術はさらに進歩
していて、知識ある消費者ですら見分けることはできません。


*1 「網易」は中国の情報総合サイトの一つで、「科技」とはそのサイト内の科学やIT業界関連のニュースタグです。
言い換えると「YAHOOニュースのテクノロジータグ」です。アドレスはhttp://tech.163.com/