第18回 9月にマイクロソフトWin8 を公表予定

22 8月
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2011/08/22

http://tw.news.yahoo.com/article/url/d/a/110822/4/2xay4.html

モトローラ・モビリティ(MMI)を買収したGoogleと、個人向けPC部門を分離させたHPの動きから、
専門家は「PC後の時代」の到来と判断しました。今年アップル社とGoogleに先手を取られっぱなしの
マイクロソフト(MS)が9月中旬、研究開発会社にWindows8 OSの詳細を公表し、HTC
ASUS、Quanta Computerなど台湾の会社と共同するのは、アップルに対抗する動きだと思われます。



最近2年間、MSはスマートフォン、タブレットPCでの市場占有率が右肩下がりの一方でした。その原因は対抗できる製品が無かったからです。現段階ではアップルやGoogleに敵わないと判断したMSは来年デビューさせる予定のOS Windows8に期待を込めています。


MSは2011年6月の台北とニューヨークの国際コンピュータ見本市にて、パートナーとなる会社にWindows8のプレビュー版を見せ、9月13~16日に米国カルフォルニアで行うBUILD大会にも協力パートナーと共に出席します。台湾のパソコン会社からはASUS、ACER、携帯とタブレットPC製造のHTC、OEM会社のQuanta Computer、Compal Electronics、Inventec Corp、ソフト開発会社の訊連、蒙恬などが出席します。


専門家の分析によりますと、MMIを買収したGoogleに対して「Androidをオープンソースにせず有償化するのではないか」という疑問が携帯やノートパソコン業界に出始めました。それに対しGoogleは「(有償化の)心配はない」と強調しましたが、サプライチェーンやパートナーたちの間に不信は消えず、MSは9月のBUILD大会でパソコン会社、OEM業者と携帯製造会社を取り込もうとする戦略が見られます。


Windows 8は今秋にテストバージョンをリリースする見込みで、来年正式版をデビューさせる予定です。この製品はWindows 95以来最大の改版とアップグレードで、設計理念が過去のものとは大きく異なるOSです。


まずユーザーインタフェースはWindows Phone 7のLive Tilesを採用する。そしてアップルやGoogleに負けずに、MSもアプリダウンロードショップサービスを提供する。


次にWindows 8はARMのチップに対応することで、パソコンやノートパソコンのみならず、スマートフォンとタブレットPCもインストールできます。Windows 8はMS初のクロスプラットフォームとなります。またこの新たなOSはタッチ機能を強調することで、アップル社に挑む動きが見られます。

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