第4回 太平洋のレアアースによる中国優勢への脅威

6 7月
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太平洋のレアアース

2011/07/04

http://tw.news.yahoo.com/article/url/d/a/110704/19/2uf79.html

(フランス通信社パリ3日)
昨日公表の研究によると、中国のレアアース
独占優勢は太平洋海底の埋蔵量に脅かせる可能性があります。



17種レアアースで、中国の産量は世界の97%を占めています。これらの元素で


ハイテク製品を製造することが出来ます。例えば、電気自動車、平面テレビ、iPod、ミサイル、風力のタービン等。


これらのネオジム、イットリウム等のレアアースと呼ばれる元素は地殻の中に大量にありますが、散らばっているため採掘環境・利益面から見ると、良い採掘ポイントは希少です。
その希少さと価値から、これら17種類の元素は「21世紀の黄金」と呼ばれることもあります。
レアアースはほぼ中国にあり、中国のレアアース貯蔵量は世界のの1/3を占めています。他は旧ソ連、米国とオーストラリアにあります。


しかし「Nature Geoscience」が公表した新たな研究によると、太平洋海底の土壌に大量のレアアースが含まれています。
その研究によると、北太平洋中央に僅か1平方キロメートルで、世界毎年需要量の1/5のレアアースとイットリウムがあるそうです。
実験結果では、海底の土壌に薄めたある液体を混ぜると、数時間後にレアアースが取得できるということが分かっています。
ただ、現時点では海底4~5キロメートル以下の土壌を取り出せるかという可能性と利益面が、未だに研究の課題です。

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