2011/10/14
http://tinyurl.com/111014
シンガポールの科学者が14日に新たな発見をしました。キッチンにある食卓塩を使えば、ハードディスクの容量を6倍まで拡張できるとのことです。
シンガポール科学技術研究庁、新加坡国立大学とデータストレージ研究所の共同研究で発見されました。
今回初めて公開された研究結果では、「ハードディスクのデータ記録密度を1平方インチ3.3兆バイト(Terebit)に拡張する方法で、その密度は現在のハードディスクの6倍になりました」「この技術を現時点で1TBの容量をもつハードディスクに応用すれば、将来6TBのデータを保存することが出来ることを意味します」
科学者は現存のビットランダム配置を整理した配置に変更し、さらに多くのビットを入れられるハードディスク空間を作り上げました。「旅に出るとき、服を整理して入れる要領で、きちんと整理すれば多くの物が入ります」と、その科学者は例を挙げています。
今までは、ビットの輪郭がはっきり見えないため、ビット整理(bit patterning)ができませんでした。しかし、食卓塩をビット構成液体に混ぜると、ビットの輪郭がはっきり見えるようになりました。
この研究レポートは「Nanotechnology」と「Journal ofVacuum Science and Technology B」に載せてあります。