第25回 サインアウト後も追跡….Facebookユーザーが集団で求償訴訟

3 10月
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2011/10/03
http://tw.news.yahoo.com/article/url/d/a/111003/78/2zses.html

先日、SNSサイトの「Facebook」が、ユーザーのサインアウト後もユーザーのネット上の動向を追跡していることが判明しました。現在、米国のユーザーから求償訴訟を受けています。



ブルームバーグ(10月1日)の報道によりますと、9月30日カリフォルニア州の裁判所に訴訟を提出したのはイリノイ州の男性、「デービス」
彼は他の米国ユーザーに集結と、集団訴訟を呼び掛けています。連邦法による盗聴と詐欺などを理由に、Facebookの秘密追跡行為を阻止するようにと裁判所に要求しました。


秘密追跡行為の停止を求める

提出された訴訟内容によりますと、「一年前、あるオーストラリア人のユーザーがFacebookに対してこの件について指摘をしました。ですがこの事実がブログで暴かれるまで、Facebookは追跡行為を否定していました」との事。デービスの弁護士は「我々の目的はその行為を校正し、二度とさせないことだ」と表明しました。


それに対しFacebook代言者は「これは根拠がない訴訟です。我々の無実が証明されるまで戦います」とメールで返答しました。


Facebookの保証が無効に

「ユーザーがFacebookにログインした際、パソコンに保存されたユーザーの行動を記録するcookieはサインアウトの際に削除される」とFacebookユーザーに保証していました。しかし、あるオーストラリア人は一年かけて分析し、ユーザーがサインアウトした後もFacebookのcookieはユーザー行動を記録し続けていることに気づき、ブログでその事実を暴きました。Facebookはやむなくその事実を認めましたが、データの保存や乱用、プライベート情報漏洩などについては否定しています。


この件を暴いたオーストラリア人によりますと「現在Facebookはこの問題を修正しましたが、用心のためFacebookサインアウト後にcookieの削除とブラウザの変更を勧めます」との事。


この訴訟以来、米国の電子プライバシー情報センター(EPIC)を含め、10の公衆利益団体がこの件について調査しています。さらに9月29日にアメリカ連邦取引委員会(FTC)もこの件について調査を始めました。特にFacebookの新機能Timeline(時間軸)とTicker(即時情報)機能の安全性についての調査も始められています。

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